『香りで日常を彩る、小さな贅沢』

アロマテラピーという言葉は、「アロマ=芳香」と「テラピー=療法」を組み合わせた造語です。

植物の香りを凝縮した精油(エッセンシャルオイル)を用いて、その香りを楽しみながら、心身のバランスを整えるセルフケア法です。

ひとしずくの精油が心をほぐし、暮らしにやわらかな彩りを添えてくれます。

 

“ 精油(エッセンシャルオイル)とは ”

エッセンシャルオイルとも呼ばれる「精油」は、植物の花や葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の芳香物質で、含まれる成分や香りの違いが精油の個性となり、香りが持つチカラで心や体を整え、リラックスへと導きます。

たった数滴で空間を満たし、気分や体調に寄り添う、特別な力を持っています。

私たちがご用意する精油は、厳選された植物から抽出された、ピュアで高品質なもの。

自然の恵みを、そのままご自宅でお楽しみいただけます。

『naturaumのエッセンシャルオイル』

naturaumのエッセンシャルオイルシリーズは、南フランス・グラースにある香料原料メーカーの製品を使用しています。

このメーカーの精油は、純度100%の最高品質。

希釈したり、合成香料を使用しない精油の香りの素晴らしさに魅了され、私たちはこの精油のみで、日々製品づくりを行なっています。 

『日常でのアロマテラピーの取り入れ方』

1.芳香浴

お気に入りの精油をアロマディフューザーやアロマストーンに数滴。お部屋全体がやさしい香りに包まれ、気分をリフレッシュしてくれます。

1回の利用量の目安は3~5滴程度です。


2.バスタイム

湯船に精油を落とせば、まるでスパのようなリラックス空間に。

《バスルームでの使い方》

一般的な家庭の浴槽(200L)のお湯に、無水エタノール5mlに精油5滴程度を加えてよく混ぜたもの、または、30-40gの塩(海塩でも岩塩でもOK)に精油5滴程度を加えてよく混ぜたものを入れてください。

3.アロママッサージ(トリートメント)

精油をキャリアオイル(植物油)で希釈し、体にやさしくマッサージ。香りとともに肌に潤いを与え、贅沢なひとときを演出します。

《マッサージオイルの作り方》

ビーカーなどの容器に、約30mlの植物油(ホホバオイルなど)に、精油(ボディ用:6滴程度、フェイス用:3滴程度)を加え、よく混ぜ合わせたら完成です。保存容器に入れて保管します。


4.アロマルーム&リネンスプレー

玄関やリビングなどの空間にスプレーしてリフレッシュしたり、寝室のリネンや枕にスプレーしてリラックスした眠りに。

《アロマスプレーの作り方》

ビーカーなどの容器に無水エタノールを5ml入れ、そこに精油3~20滴を加えてよく混ぜ合わせます。さらに水45mlを加え、再度よく混ぜ合わせたら完成です。

スプレー容器などに移して利用してください。

“ アロママッサージとは ”

アロママッサージとは、キャリアオイル(植物油)に精油をブレンドしたマッサージオイルを使って、全身をやさしくマッサージすること。

筋肉をほぐすことで、血液やリンパの流れを促進し、老廃物の排出を促進します。

身体が温まることとと同時に豊かな香りを嗅いで精神的効果も期待でき、肌からは精油とキャリアオイルの有効成分を吸収することができます。

《 おすすめのマッサージ方法 》

  • 肩こり改善(肩のマッサージ)

    首から肩にかけて、 大きな円を描くように気持ちの良い強さでマッサージします。4〜5回行います。

  • 肩こり改善(首のリンパマッサージ)

    ① 首の中心から肩に向かって、上から肩先に向けてさすります。

    ② 続いて、鎖骨を擦るように内側から外側に向かってマッサージします。

  • 筋肉痛を改善するマッサージ

    足の甲から太ももまで、包むようにマッサージします。

    太ももの付け根のリンパ節を広げるように、らせんを描きながらマッサージします。

  • むくみを改善するマッサージ

    足の甲から膝まで、足首からふくらはぎ全体を強めにさすり上げます。

    膝の裏で止まってプッシュし、足の付け根までさすります。

  • 眼精疲労を和らげるマッサージ

    ① 中指で目頭から目尻へ、らせんを描きながらマッサージします。② 次に親指と人差し指で、眉頭から眉尻へマッサージします。目の周りはデリケートなので、優しく行います。

    ※お肌の敏感な方は、キャリアオイル(ホホバオイルなど)のみで行ってください。

  • 便秘を改善するマッサージ

    おへそを中心に、らせんを描くように、右周りにマッサージします。

    この時、少し強めに腸を刺激するように圧迫します。

目の疲れからの頭痛を和らげるマッサージ

  • 中指で目頭から目尻へ、両目の周りを軽く押していきます。

    こめかみにオイルをすりこみます。

  • 人差し指と中指で、耳を挟むようにしてオイルを塗ります。

    リンパ節に溜まった老廃物を流します。

腰痛を改善するマッサージ

  • お尻の中心から外側に、らせんを描くようにゆっくりマッサージします。

  • お尻の下からウエストに向かって、内側から外側に引き上げるようにマッサージします。

  • 太もも全体を、ゆっくり2〜3分くらいマッサージします。

    オイルの鎮静効果で痛みが和らぎます。

シルエットを美しくするマッサージ

  • バストの周りはゆっくりと、外側から鎖骨にかけてバストを持ち上げるようにマッサージします。

    右は左手で、左は右手でおこないます。

  • みぞおちからウエストに、上から下に向かって、らせんを描くようにマッサージします。

  • 手のひらを使い、右から左、左から右に、こねるように交互に4〜5回くらいマッサージします。

  • 両手を重ね、時計回りにマッサージします。ゆっくり、深く押します。

    次に、脂肪をほぐしながらつまみます。

  • 足首からふくらはぎを、両方の手のひらで強くさすり上げます。

    膝の裏を強く押し、太ももを通り、足の付け根までさすり上げます。4〜5回行います。

冷え予防のマッサージ

  • ① ヒップのマッサージ

    手のひらにマッサージオイルを取り、手のひら全体を使って、太ももからヒップにかけて、そのまま脇腹へと持ち上げるようにマッサージします。

  • ② 手のマッサージ

    オイルを手に取り、親指と人差し指で、指の付け根から指先に向かって、らせんを描くようにマッサージします。

  • ③ 足のマッサージ1

    くるぶしからアキレス腱にかけて、指先でらせんを描きながらマッサージします。

    むくみにもおすすめです。

  • ④ 足のマッサージ2

    内ももを、脚の付け根に向かって、らせんを描きながらマッサージします。

    前側と後ろ側、その後ふくらはぎの内側を、足首から膝に向かって、らせんを描きながらマッサージします。

“ 香りの相性 ”

図の中で、隣り合っている種類が相性が良いと言われており、ブレンドする際の目安となります。

 

“ ノートとは ”

香りのトーンを表すもので、精油によって揮発時間(空気中に蒸発)も比例します。

トップノート:最初に香ってくる第一印象の香り。持続時間は20分ほど。

ミドルノート:トップノートの次に立つ香り。持続時間は2〜6時間。

ベースノート:6時間以上と、香りが最も長く続きます。

《精油一覧表》

《精油一覧表》

《保存方法》

・精油は光や熱に敏感です。直射日光・高温多湿を避け、必ずキャップをしっかり閉めて、冷暗所に保管してください。

・開封後はなるべく早めに使い切っていただくと、フレッシュな香りをよりお楽しみいただけます。

 

《精油の使用上の注意》 

 
1. 原液は直接肌につけない


精油は濃度が高いため、必ずキャリアオイルや水で希釈して使用してください。原液をそのまま肌に塗ると、刺激やかぶれの原因になることがあります。

 

2. 使用量に注意


精油は1回あたり数滴で十分です。過剰に使用すると香りが強すぎて不快になったり、体調不良を引き起こすことがあります。

 

 
3. 妊娠中・乳幼児・高齢者への使用は慎重に

 
一部の精油は、妊娠中や乳幼児に適さないものがあります。使用前に専門家に確認するか、安全性が確認されている精油のみを選んで利用してください。

 

4. 持病やアレルギーがある方は注意が必要です


持病のある方や薬を服用している方は、精油によって作用が影響する場合があります。使用前のパッチテストも推奨いたします。

  

5. 精油の飲用は避けてください

 
医師や専門家の指導がない限り、精油を飲むことは危険です。誤飲すると中毒症状を引き起こす可能性があります。

 

6. ペットへの使用に注意してください

 
犬や猫などの小動物は精油を代謝できず、危険な場合があります。動物がいる空間での使用は控えめにすることを推奨いたします